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金獅子賞はアルモドバル監督作品 ベネチア映画祭閉幕

AFPBB News / 2024年9月9日 14時56分

第81回ベネチア国際映画祭で、『The Room Next Door(原題)』で金獅子賞を受賞したペドロ・アルモドバル監督(2024年9月7日撮影)。(c)Marco BERTORELLO / AFP

【AFP=時事】第81回ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)は7日、最高賞の金獅子(Golden Lion)賞にスペイン出身のペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)監督作品の『The Room Next Door(原題)』を選出して閉幕した。


 安楽死をテーマにした同作品は、ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)演じる末期がん患者とジュリアン・ムーア(Julianne Moore)演じる親友との女性同士の友情を描いている。アルモドバル監督としては初の英語長編作品。


 アルモドバル監督は受賞スピーチで、「この世に尊厳をもってきっぱり別れを告げることは、すべての人にとって基本的な権利だと思う」と語った。




 女優賞にはエロチック・スリラー『Babygirl(原題)』のニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、男優賞にはシングルファーザーと10代の息子との関係を描いた『The Quiet Son(原題)』のヴァンサン・ランドン(Vincent Lindon)が輝いた。キッドマンは母親が急死したため、授賞式を欠席し、ハリナ・ライン(Halina Reijn)監督がキッドマンのメッセージを代読した。


 銀獅子賞(審査員大賞)は、マウラ・デルペロ(Maura Delpero)監督のイタリア映画『Vermiglio(原題)』が受賞した。

【翻訳編集】AFPBB News

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