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ボツリヌス症疑いで5人入院、原因は地元産ペストソースか 仏

AFPBB News / 2024年9月11日 10時50分

フランスの救急車(2023年7月16日撮影、資料写真)。(c)OLIVIER CHASSIGNOLE / AFP

【AFP=時事】フランス中部トゥール(Tours)で、野生のガーリック(ラムソン)を使用したペストソースを食べた5人がボツリヌス症の疑いで集中治療を受けている。当局が10日、明らかにした。


 5人は全員、誕生日の食事会に同席。このうちカップル2組が7日、5人目が8日に病院に行き、現在、集中治療を受けている。


 パリ南西に位置するアンドル・エ・ロワール(Indre-et-Loire)県のパトリス・ラトロン(Patrice Latron)知事が会見で明らかにしたところによると、全員、人工呼吸器を装着しているが意識はあるという。


 ボツリヌス症は、毒素によってまれに引き起こされる重篤な神経疾患で、呼吸障害や筋肉のまひを伴い、死亡率は10%以下。一般的には、不適切な調理・保存で毒素に汚染された食品由来で発症する。




 ラトロン知事は、これまでに入ってきた情報によれば、感染源は、地元で生産されている「O P'tits Oignons」と呼ばれるペストソースだと説明した。このソースは通常、3~9月に地元の祭りやイベントなどで販売される。


 ラトロン知事は、同じソースを買った客に廃棄を呼び掛け、当局は販売された約600個のソースの特定に努めている。


 フランスでは昨年、ボルドー(Bordeaux)のレストランで16人の客がボツリヌス症を発症し、女性1人が死亡する事例が発生。原因は、店主が瓶詰め保存していたイワシとみられている。

【翻訳編集】AFPBB News

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