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八百長疑惑の元韓国代表MF、水原FCとの契約打ち切り

AFPBB News / 2024年9月14日 10時16分

ソウル市内にある韓国Kリーグ1部・水原FCの本部で会見する孫準浩(2024年9月11日撮影)。(c)ANTHONY WALLACE / AFP

【AFP=時事】八百長疑惑などで中国サッカー協会(CFA)から永久資格停止処分を科された元韓国代表MF孫準浩(Son Jun-ho、ソン・ジュンホ)は13日、所属していた韓国Kリーグの水原FC(Suwon FC)と双方合意の上で契約を終了した。


 W杯カタール大会(2022 World Cup)で3試合に出場した32歳の孫は、中国スーパーリーグ(1部)の山東泰山(Shandong Taishan FC)に所属していた昨年5月、八百長と収賄に関与したとして拘束された。


 10か月に及ぶ勾留の末に今年3月に韓国へ帰国したが、中国国内の試合で違法賭博や八百長に関わったとして、今月10日にCFAから他42人と共に永久資格停止処分を受けた。




 11日に会見を開いて涙ながらに無実を訴え、自白に追い込むために脅迫されたと中国当局を非難していた孫は、6月に水原に加入してキャリア復活を目指していたものの、一連の騒動が続く中でこの日クラブとの契約を打ち切った。


 水原のスポーツディレクターは、「孫準浩がクラブとチームメート、そしてファンへの懸念を表明したため、契約解除の要請を受け入れることにした」と説明し、「この状況が水原FCのサポーターや韓国のサッカーファンの皆さんにご心配をおかけしたことをおわびする」と謝罪した。


 聯合ニュースによると、会見では「答えよりも疑問が生じた」として、世間では孫への反感が高まっているという。

【翻訳編集】AFPBB News

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