故エリクソン氏の葬儀にベッカム氏ら参列 元イングランド代表監督

巨大スクリーンに映されたサッカー元イングランド代表監督のスベン・ゴラン・エリクソン氏の遺影。葬儀が執り行われたスウェーデン・トーシュビーの教会にて（2024年9月13日撮影）。(c)Jonas EKSTROMER / TT NEWS AGENCY / AFP

【AFP＝時事】サッカー元イングランド代表監督として知られたスベン・ゴラン・エリクソン（Sven-Goran Eriksson）氏の葬儀が13日、母国スウェーデンで執り行われ、元イングランド代表の名選手デビッド・ベッカム（David Beckham）氏ら大勢が参列した。


　2023年2月に「健康問題」を理由に公の場から退いていたエリクソン氏は、膵臓（すいぞう）がんとの闘病の末に、先月26日に76歳で死去した。その長いキャリアにおいてイングランド代表史上初の外国人指揮官となったことで知られ、W杯（World Cup）では2002年の日韓大会と2006年のドイツ大会でチームをベスト8に導いた。


　スウェーデン・ベルムランド（Varmland）西部に位置する故郷トーシュビー（Torsby）の教会で、同日の午前10時から1時間ほど行われた葬儀には、エリクソン氏が率いたイングランド代表チームの中心選手だったベッカム氏をはじめ、元同国代表指揮官のロイ・ホジソン（Roy Hodgson）氏、そして元恋人のナンシー・デルオリオ（Nancy Dell'Olio）さんら約600人が参列。教会の外には巨大スクリーンと椅子が設置され、地元住民やファンの人々が生中継で式を見守った。

【翻訳編集】AFPBB News