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オランダ、厳格な移民政策発表 EU共通難民庇護制度から離脱へ

AFPBB News / 2024年9月14日 14時2分

オランダ・フリッシンゲンの教育施設を訪問し、学生と話すディック・スホーフ首相(中央、2024年9月4日撮影)。(c)Remko de Waal / ANP / AFP

【AFP=時事】オランダのディック・スホーフ(Dick Schoof)首相は13日、同国史上最も厳格な移民政策を発表するとともに、来週には欧州連合(EU)共通の難民庇護制度からの離脱を要請する方針を示した。


 ヘルト・ウィルダース(Geert Wilders)党首率いる極右、自由党(PVV)主導の4党連立政権は、「難民危機」を宣言し、国境管理をはじめとする一連の厳格な措置によって移民の流入を抑制する意向を明らかにしている。


 スホーフ氏はハーグ(The Hague)での記者会見で、今後3年間の政府計画を発表。「わが国は大規模な移民の流入に耐え続けることはできない」「国民は難民危機に直面している」とし、「よって近々、移民・難民の受け入れ厳格化などの緊急措置を講じる」と表明した。




 昨年11月の下院総選挙から約7カ月を経て成立した連立政権は、難民認定申請者や不法移民の入国阻止に向けて強硬姿勢を取ると明言している。


 しかし、法律の専門家だけでなくウィルダース氏自身も、EU共通の難民庇護制度からの離脱には数年かかると認めている。


 ウィルダース氏は5月、AFPに対し、「デンマークが実施しているように、わが国も難民庇護制度からのいわゆる離脱を試みていく。成功するとしても、数年かかるだろう」と述べた。


 デンマークはEU共通の難民庇護制度からの離脱を交渉しており、オランダ政府もそれに続く方針だ。

【翻訳編集】AFPBB News

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