ジンバブエ、ゾウ200頭殺処分計画を釈明
AFPBB News / 2024年9月18日 12時25分
【AFP=時事】ジンバブエ当局は17日、AFPのインタビューに応じ、ゾウ200頭を殺処分する計画について、干ばつの影響を受けている資源を保護するためだと釈明した。
ジンバブエは先週、同じく干ばつのため非常事態を宣言しているナミビアに続き、ゾウの殺処分計画を発表した。
両国によるゾウ殺処分計画をめぐっては、自然保護団体や動物愛護団体から批判が起きている。
しかし、ジンバブエ国立公園・野生動物保護当局の報道官は、同国にはゾウが推定8万4000頭ほど生息しており、殺処分するのは「微々たる数」だと主張。
殺処分したゾウの肉は食料支援を必要とする国民に支給し、象牙については、国内の備蓄に追加すると説明した。
ボツワナに次いで世界で2番目にゾウの生息数が多いとされるジンバブエは、「ゾウの過剰繁殖に悩まされている」とし、「ゾウは木々をなぎ倒し、すべてを破壊する。現状の個体数は持続可能ではない」と強調。
干ばつにより、ゾウや他の野生動物が餌や水を求めて人里に入り込み、死者も出ていると述べた。
【翻訳編集】AFPBB News
この記事に関連するニュース
-
「人口のほぼ半数に飢餓のリスクが差し迫っている」“過去40年間で最悪”の干ばつが起きているジンバブエ ゾウ200頭を殺処分し食肉として住民に配る方針
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月18日 15時9分
-
ジンバブエ ゾウ200頭を殺処分し食肉に 飢饉深刻化で
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月18日 5時2分
-
ゾウ200頭狩猟で食料に ジンバブエ、干ばつ影響
共同通信 / 2024年9月17日 21時25分
-
象の肉はこってり美味い アフリカの象食カルチャーと闇流通事情
もぐもぐニュース / 2024年9月17日 10時42分
-
干ばつに揺れるナミビア...政府の野生動物殺処分計画が激しい反発を呼ぶ理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月10日 15時30分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください