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フェルスタッペンに処分 会見で不適切な言葉遣い

AFPBB News / 2024年9月21日 11時49分

24F1第18戦シンガポールGPを控え、記者会見に臨むレッドブルのマックス・フェルスタッペン(2024年9月19日撮影)。(c)Lillian SUWANRUMPHA / AFP

【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)の世界王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は20日、第18戦シンガポールGP(Singapore Grand Prix 2024)に向けた記者会見で不適切な言葉を使ったとして、国際自動車連盟(FIA)から処分を科された。


 FIAのスチュワード委員会は、フェルスタッペンが生放送された19日の記者会見でFワードを使用したとして、「公共の利益となる何らかの業務」を果たすよう命じたと述べた。同選手が使った言葉は一般的に「下品で無作法」であり、「不快感を与える」可能性があるとして、放送に不適切だと判断した。




 また、「問題の言葉は特定の人物や団体に向けられたものではない」とした一方、「特に重圧を感じる場面でなければ、公の場で話す際には気をつけるよう学ぶことがロールモデルとして重要だ」と指摘し、フェルスタッペンが自身の振る舞いを謝罪したことも明かした。


 FIAはこの前日に各ドライバーに対し、レース中のチーム無線での言葉遣いに注意するよう要請していた。


 FIAのモハメド・ビン・スレイエム(Mohammed Ben Sulayem)会長は、autosport.comのインタビューで、モータースポーツは「ラップ音楽」ではなく、特に子どもたちが見ているかもしれないため、ドライバーは自身の言葉遣いに気をつけるべきだと述べていた。


 この発言に対し、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)やフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)ら一部のトップドライバーは、激しいレースでは感情が高ぶると主張し、不快と判断されるなら問題の言葉を編集で削除してから放送すればいいだけの話だと反発した。


 通算7度の年間優勝を誇るメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)も、スレイエム会長がラップ音楽と比較したことについて、「彼の表現の仕方は好きじゃない。『ラッパー』と名指しするのは先入観が非常に強い。それにラッパーの大半は黒人だ」と指摘し、「あれは誤った言葉選びだ。人種的な要素がある」と不快感を示した。

【翻訳編集】AFPBB News

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