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ローマ教皇、イスラエルの武力行使「不道徳」

AFPBB News / 2024年9月30日 11時18分

ベルギー・メルスブローク空軍基地で、伊ローマへの帰国便に搭乗する前のフランシスコ教皇(2024年9月29日撮影)。(c)SIMON WOHLFAHRT / AFP

【AFP=時事】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)は29日、イスラエルによるレバノンおよびパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃について、度が過ぎており、「不道徳」だと非難した。


 教皇は訪問先のベルギーからイタリア・ローマに戻る機内で、イスラエル軍の空爆で民間人が死傷していることについて問われると、「どの国であれ、あのようなやり方で武力を行使し、度の過ぎた行動を取れば、不道徳な行為に走るようになる」と指摘。


「防衛は常に攻撃と釣り合ったものでなければならない。そうでなければ、道徳を逸脱しがちになる」「たとえ戦争でも守るべき道徳規範はある。戦争はそもそも不道徳なものではあるが、戦争のルールとはすなわち、一種の道徳だ」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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