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ムトンボ氏が脳腫瘍で死去、58歳 NBA屈指の守備選手

AFPBB News / 2024年10月1日 10時27分

米プロバスケットボール(NBA)の名選手ディケンベ・ムトンボ氏(2006年8月16日撮影)。(c)STAN HONDA / AFP

【AFP=時事】米プロバスケットボール協会(NBA)は30日、通算8度のオールスター選出を誇り、リーグ屈指の守備力で知られた殿堂入り選手のディケンベ・ムトンボ(Dikembe Mutombo)氏が、脳腫瘍のため死去したと発表した。58歳だった。


 NBAのアダム・シルバー(Adam Silver)コミッショナーは「彼はコート上ではNBA史上有数のブロッカーであり、ディフェンシブプレーヤーだった。コート外では他人を助けることに心と魂を注いだ」と追悼した。


 ムトンボ氏は自身の財団を通じ、母国コンゴの生活環境改善にも尽力した。シルバー氏もムトンボ氏の人道的な活動に言及し、「バスケットボールを通じて特に母国コンゴやアフリカ大陸全体のコミュニティーにポジティブな影響を与えられることを愛していた」と述べた。




 218センチの長身を誇ったムトンボ氏は、21歳の時に母国を離れて渡米。ジョージタウン大学(Georgetown University)を経て1991年のNBAドラフトでデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)から全体4位指名を受けた。


 NBA入り後はすぐさま一流の守備選手として地位を確立。ブロックショットを決めるたびに人差し指を左右に振る「フィンガーワッグ」は自身のトレードマークとなった。


 ナゲッツで5シーズン、アトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)にも5年間所属し、その後はフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)、ニュージャージー・ネッツ(New Jersey Nets、現ブルックリン・ネッツ<Brooklyn Nets>)、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)を渡り歩いた。 


 2009年の現役引退まで計18シーズンプレーし、年間最優秀守備選手に通算4度選出されたほか、通算ブロック数ではアキーム・オラジュワン(Hakeem Olajuwon)が樹立した歴代1位の3830本に次ぐ3289本を記録した。


 NBAファイナルには2000-01シーズンと2002-03シーズンの2度にわたって出場したものの、いずれも敗れてタイトル獲得は果たせなかった。

【翻訳編集】AFPBB News

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