レアル黒星で36戦無敗ストップ、バイエルンも敗れる 欧州CL

サッカー欧州チャンピオンズリーグ、リーグフェーズ第2節、リール対レアル・マドリード。PKで得点を決めて喜ぶリールのジョナサン・デイヴィッド（中央、2024年10月2日撮影）。(c)FRANCK FIFE / AFP

【AFP＝時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League 2024-25）は2日、リーグフェーズ第2節が行われ、 王者レアル・マドリード（Real Madrid、スペイン）が0‐1でリール（Lille OSC、フランス）にまさかの敗戦を喫した。


　敵地に乗り込んだレアルはキリアン・エムバペ（Kylian Mbappe）が負傷から復帰して途中出場を果たしたが目立った活躍はできず、チームも前半終了間際にジョナサン・デイヴィッド（Jonathan David）にPKから得点を許し、今年1月から続いていた無敗記録が36で止まった。


　バイエルン・ミュンヘン（Bayern Munich、ドイツ）も、1982年のヨーロッパチャンピオンズカップ（European Cup、現チャンピオンズリーグ）決勝の再現となったアストン・ビラ（Aston Villa、イングランド）との一戦を0‐1で落とした。ビラは79分、好調ジョン・デュラン（Jhon Duran）が、定位置から飛び出していたバイエルンの守護神マヌエル・ノイアー（Manuel Neuer）を出し抜くループシュートを放ち、忘れられない夜を過ごした。41年ぶりの大会出場となったビラはこれで2連勝を飾っている。

　リバプール（Liverpool FC、イングランド）は2‐0でボローニャ（Bologna FC、イタリア）を下し、同国勢に対して2連勝。アルネ・スロット（Arne Slot）新監督の下で好調なシーズンスタートを継続している。序盤にモハメド・サラー（Mohamed Salah）のクロスを近距離でアレクシス・マック・アリスター（Alexis Mac Allister）が押し込んで先制すると、75分にはサラーが見事にカーブをかけた一撃で試合を安全なものにした。


　ユベントス（Juventus、イタリア）は、GKミケーレ・ディ・グレゴリオ（Michele Di Gregorio）がペナルティーエリア外でのハンドで退場処分を受けながらも、3‐2でRBライプツィヒ（RB Leipzig、ドイツ）で勝利。10人になって2度目のリードを許す中、ドゥシャン・ブラホビッチ（Dusan Vlahovic）のこの日2ゴール目で追いつくと、終盤にフランシスコ・コンセイソン（Francisco Conceicao）が決勝ゴールを奪った。


　その他の試合では、ASモナコ（AS Monaco、フランス）が2点差を追いつき、ディナモ・ザグレブ（Dinamo Zagreb、クロアチア）と2‐2でドロー。フェイエノールト（Feyenoord、オランダ）は3‐2でジローナ（Girona FC、スペイン）に競り勝った。アトレティコ・マドリード（Atletico de Madrid、スペイン）は、敵地でベンフィカ（Benfica、ポルトガル）に0‐4の完敗を喫している。

【翻訳編集】AFPBB News