ガウフ辛勝で準決勝進出 中国OP

テニス、中国オープン、女子シングルス準々決勝。リターンを打つココ・ガウフ（2024年10月3日撮影）。(c)ADEK BERRY / AFP

【AFP＝時事】テニス、中国オープン（China Open 2024）は3日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのココ・ガウフ（Coco Gauff、米国）は2-6、6-2、6-2のフルセットで予選勝者のユリア・スタロドゥブツェワ（Yuliia Starodubtseva、ウクライナ）に辛勝し、準決勝に駒を進めた。


　昨年の全米オープン（US Open Tennis Championships 2023）で四大大会（グランドスラム）初制覇を果たしたときの調子を取り戻すべく、コーチのブラッド・ギルバート（Brad Gilbert）氏との関係を解消したばかりのガウフは、特にサーブに問題を抱えている中で、この日も第1セットを先取された。

　それでも落ち着きを取り戻して第2セットを奪い返すと、最終セットも3-0とリードして主導権を握り、そのまま世界115位のスタロドゥブツェワを下して準決勝の切符を手にした。　


　ツアー8勝目を目指すガウフは次戦、第15シードのパウラ・バドサ（Paula Badosa、スペイン）と対戦する。バドサは準々決勝で世界595位の張帥（Zhang Shuai、中国）を下し、同選手の今大会での快進撃を止めた。


　4日に行われる残り二つの準々決勝では、第1シードのアリーナ・サバレンカ（Aryna Sabalenka）がカロリーナ・ムホバ（Karolina Muchova、チェコ）を迎え撃ち、ロシアの17歳で第17シードのミラ・アンドレーワ（Mirra Andreeva）がパリ五輪女王で第5シードの鄭欽文（Zheng Qinwen、中国）に挑む。

【翻訳編集】AFPBB News