ミランFWモラタ、町長が転居先暴露で引っ越し余儀なくされる

サッカーイタリア・セリエA、ACミランのFWアルバロ・モラタ（2024年9月27日撮影）。(c)Gabriel BOUYS / AFP

【AFP＝時事】サッカーイタリア・セリエA、ACミラン（AC Milan）のFWアルバロ・モラタ（Alvaro Morata）は3日、家族との新居に選んだ土地の町長に転居してきたことをソーシャルメディアで暴露され、引っ越しを余儀なくされたことを明らかにした。


　ミラノから24キロ西に位置する人口1万7000人のコルベッタ（Corbetta）の町長は、「私はインテル（Inter Milan）の大ファンだが、アルバロ・モラタをコルベッタの大きな家族に迎えられることを大いに歓迎する」とインスタグラムに投稿した。


　これに対してモラタは怒りをあらわにし、「親愛なる町長、私のプライバシーを侵害してくれてありがとう。幸いにも私は貴重な財産を持っていない。唯一の宝は子どもたちだが、あなたはその安全を危険にさらした」「コルベッタが一定のプライバシーを保障してくれると期待していたが、SNSの使い方と町民を守る能力が欠如しているあなたのせいで、すぐに家を引っ越さなければならなくなった」とつづった。

　このSNSのやり取りの最後には、コルベッタの町長がミランの最大のライバルでリーグ現王者インテルのエンブレムとカラーを添えて、「チャオ、チャオ」とメッセージを送っていた。


　今年の欧州選手権（UEFA Euro 2024）を制したスペイン代表の主将でもあるモラタは、セリエAでは過去2度にわたってユベントス（Juventus）に所属しており、イタリアに戻って以降、同国のインフルエンサーで自身との間に4人の子どもをもうけたアリス・カンペロ（Alice Campello）さんとの離婚後、たびたび芸能ニュースで話題に上っている。


　ピッチ上ではここまでリーグ戦4試合に出場して2得点を挙げているものの、クラブを率いるパウロ・フォンセカ（Paulo Fonseca）監督の下ではまだ先発出場を果たしていない。


　ミランは現在リーグ3位つけており、勝ち点11で並ぶインテルを得失点差で4位に抑えている。

【翻訳編集】AFPBB News