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イスラエル軍が西岸の難民キャンプ空爆、18人死亡 パレスチナ保健省

AFPBB News / 2024年10月4日 17時24分

パレスチナ自治区ヨルダン川西岸北部のトルカレム難民キャンプで、イスラエル軍による夜間の空爆の被害を確認するパレスチナ人(2024年10月3日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP

【AFP=時事】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)北部のトルカレム(Tulkarem)難民キャンプがイスラエル軍による空爆を受け、少なくとも18人が死亡した。パレスチナ自治政府(PA)が3日夜、明らかにした。イスラエル軍はこの攻撃で、イスラム組織ハマス(Hamas)のトルカレムにおける指導者を殺害したと主張している。


 パレスチナ治安当局筋によると、この空爆による死者数は、西岸に対するものでは2000年以降で最多となった。


 パレスチナ保健省はテレグラムに「占領軍によるトルカレム難民キャンプへの空爆で18人が殉教した」と投稿した。


 イスラエル軍は声明でトルカレムへの空爆を認め、同国の治安機関シンベト(Shin Bet)と空軍の合同作戦だったと説明した。




 同軍はその後、この空爆によりトルカレムのハマス指導者、ザヒ・ヤセル・アブド・ラゼク・ウフィ(Zahi Yaser Abd al-Razeq Oufi)氏を殺害したと発表。ウフィ氏については、西岸で多数の攻撃に参加し、新たな攻撃を計画していたとしている。


 他にも、トルカレムのテロネットワークに加わっていた「重要テロリスト」を多数排除したとしている。


 ハマスは「危険なエスカレーション」につながる「無慈悲な攻撃」と空爆を非難した。


 AFPの電話取材に対し、トルカレム難民キャンプの当局者は、空爆はF16戦闘機によって行われたと語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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