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シナーが薬物騒動に言及 「心地よい」状況ではない

AFPBB News / 2024年10月4日 17時26分

男子テニス、上海マスターズの会見に臨むヤニック・シナー(2024年10月4日撮影)。(c)Hector RETAMAL / AFP

【AFP=時事】男子テニス、世界ランキング1位のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は4日、ドーピング騒動が尾を引いている中で「心地よい」状況ではないとしながらも、上海マスターズ(2024 Shanghai Rolex Masters)初戦への準備はできていると語った。


 23歳のシナーは、薬物騒動が続く中で中国オープン(China Open 2024)では2日の決勝に進出したものの、宿敵カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)に敗れて準優勝に終わった。


 この日の会見で、世界反ドーピング機関(WADA)から提訴された重圧が影響しているか聞かれると、シナーは「もう終わったことだと思っていたので、心地よい状況ではない。それは確かだ。だから簡単ではない」と答えた。




 現在はアルカラスと再び激突する可能性がある上海マスターズに集中しているといい、「コート外ではみんな同じ人間だ」としつつ、「もちろん、コート上で彼と対戦できるように努力し、ビッグファイトを心掛けている。彼が自分を押し上げてくれるのは良いことだ」と語った。


 シナーは週末の2回戦から登場し、初戦で世界93位のダニエル太郎(Taro Daniel)を迎え撃つ。

【翻訳編集】AFPBB News

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