世界1位シフィオンテクがコーチと関係解消 武漢OPも欠場へ

女子テニスのイガ・シフィオンテク（右）とコーチのトマス・ヴィクトロフスキ氏（2024年6月8日撮影）。(c)Dimitar DILKOFF / AFP

【AFP＝時事】女子テニス、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク（Iga Swiatek、ポーランド）は4日、コーチのトマス・ヴィクトロフスキ（Tomasz Wiktorowski）氏との師弟関係を解消し、それに伴い次週開幕する武漢オープン（Wuhan Open 2024）を欠場することを明らかにした。


　シフィオンテクはインスタグラムで、「コーチのトマス・ヴィクトロフスキと一緒に自分のキャリアで最も成果を上げた3年間を経て、私たちはたもとを分かつことに決めた」と発表した。


　さらに、同胞のヴィクトロフスキ氏に関して、「まず最初に本当にありがとう、一緒に仕事ができて感謝している」「彼の経験豊富で分析的かつ戦略的な姿勢と、テニスに関する膨大な知識に助けられ、一緒に仕事を始めてからわずか数か月で、夢にも思わなかったことを達成できた」とつづった。

　また、候補に挙がっている新しいコーチと「初めての話し合い」を行ったといい、「キャリアの次のステップに進む準備はできている。決まり次第お知らせする」と投稿した。


　一方、武漢オープンの公式X（旧ツイッター）を通じて、「自分のチームに重要な変化があり、武漢（Wuhan）の大会を見送ることにした」「中国のファンと私のプレーを待っている皆さんに本当に申し訳ないが、少し時間が必要であることを理解してもらいたい」と心境をつづった。


　シフィオンテクは9月の全米オープン（US Open Tennis Championships 2024）で準々決勝敗退を喫した後、WTA 1000の中国オープン（China Open 2024）を「個人的な事情」で欠場していた。

【翻訳編集】AFPBB News