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王者レバークーゼン、最下位キールとドロー 2点リード守れず

AFPBB News / 2024年10月6日 12時52分

24-25ドイツ・ブンデスリーガ1部第6節、バイヤー・レバークーゼン対ホルシュタイン・キール。試合を終え、サポーターにあいさつをするバイヤー・レバークーゼンのGKルーカス・フラデツキー(左)とヨナス・ホフマン(2024年10月5日撮影)。(c)INA FASSBENDER/ AFP

【AFP=時事】24-25ドイツ・ブンデスリーガ1部は5日、第6節の試合が行われ、王者バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は2点のリードを守り切れず、最下位ホルシュタイン・キール(Holstein Kiel)と2-2で引き分け。連覇を目指す中で序盤戦でまたしてもつまずいた。


 レバークーゼンは開始わずか4分、ビクター・ボニフェイス(Victor Boniface)が左足シュートを決めて先制すると、その4分後には1点目もアシストしていたエセキエル・パラシオス(Exequiel Palacios)のパスから今度はヨナス・ホフマン(Jonas Hofmann)が冷静に2点目を決めた。


 しかしレバークーゼンは、今季ここまでチームを苦しめている守備のもろさが再び露呈。前半アディショナルタイムにキールのマックス・ゲシュウィル(Max Geschwill)に1点を返されると、後半もリードを守り切れず、69分にはPKからヤン・フィーテ・アープ(Jann Fiete Arp)に同点ゴールを許した。その後は勝ち越しゴールを目指したが得点を挙げることはできなかった。




 チームはこれで6節を終えて勝ち点11の暫定5位となり、6日の試合で首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)がフランクフルト(Eintracht Frankfurt)とのアウェーゲームに勝利すれば、勝ち点差は5に広がる。


 レバークーゼン主将のGKルーカス・フラデツキー(Lukas Hradecky)は、昨季バイエルンからタイトルを奪ったときのような勝者のメンタリティーが失われていると嘆き、「僕らがチャンピオンになれたのは、すべての試合に全力で臨んだからだ。きょうは試合を終わらせるという意欲が見られなかった」と振り返り、「あまりにも早い時間に、簡単にリードを奪えたが、2-0のリードを決して手放してはならない。それは相手がホルシュタイン・キールでも、ACミラン(AC Milan)でも、バイエルンでも同じだ」と話した。


 ウニオン・ベルリン(Union Berlin)は2-1でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)を破った。ケヴィン・フォフト(Kevin Vogt)のPKとヨルベ・フェルテッセン(Yorbe Vertessen)のゴールで2点を先行すると、後半ドルトムントのユリアン・リエルソン(Julian Ryerson)に1点を返されたが逃げ切った。


 ウニオンは勝ち点を11に伸ばして同10のドルトムントを上回り、暫定6位に浮上している。

【翻訳編集】AFPBB News

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