カーディナルスが逆転勝ち、昨季SB進出の49ers早くも3敗目

24NFL第5週、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ対アリゾナ・カーディナルス。2点コンバージョンを成功させて喜ぶアリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー（2024年10月6日撮影）。(c) Ezra Shaw/Getty Images/ AFP

【AFP＝時事】24NFLは6日、第5週の試合が行われ、アリゾナ・カーディナルス（Arizona Cardinals）は24-23でサンフランシスコ・フォーティナイナーズ（San Francisco 49ers）から逆転勝利を収めた。


　試合はフォーティナイナーズが23-10とリードして前半を終えたが、カーディナルスもQBカイラー・マレー（Kyler Murray）のパスからイライジャ・ヒギンズ（Elijah Higgins）のタッチダウンと、2点コンバージョンで追い上げると、チャド・ライランド（Chad Ryland）の35ヤードのフィールドゴール（FG）で逆転。残り1分37秒で相手が攻撃の権利を持つ中、最後はQBブロック・パーディ（Brock Purdy）のパスをカイジーア・ホワイト（Kyzir White）がインターセプトして決着がついた。

　昨季第58回スーパーボウル（Super Bowl LVIII）に進出したフォーティナイナーズだが、同地区のライバルにまさかの黒星を喫し、今季はこれで3敗目となっている。


　ワシントン・コマンダーズ（Washington Commanders）は34-13でクリーブランド・ブラウンズ（Cleveland Browns）を下し、2008年以降では初めて開幕からの5試合を4勝1敗とした。新人QBのジェイデン・ダニエルズ（Jayden Daniels）が前半終了間際に41ヤードのタッチダウンパスを通すなど、24-3で試合を折り返してそのまま逃げ切った。対するブラウンズは1勝4敗と苦戦している。


　ヒューストン・テキサンズ（Houston Texans）は、終了間際にカイミ・フェアバーン（Ka'imi Fairbairn）が59ヤードの決勝FGを決めてバッファロー・ビルズ（Buffalo Bills）に23-20で勝利し、戦績を4勝1敗とした。


　今季初の英ロンドン開催の試合となったミネソタ・バイキングス（Minnesota Vikings）対ニューヨーク・ジェッツ（New York Jets）戦は、バイキングスが相手の終盤の反撃をしのいで23-17で競り勝ち、開幕5連勝を飾った。

【翻訳編集】AFPBB News