ブラジル最高裁、Xのサービス停止措置を解除
AFPBB News / 2024年10月9日 12時37分
実業家でX(旧ツイッター)のオーナーでもあるイーロン・マスク氏(左)とブラジル最高裁判所のアレシャンドレ・ジモラエス判事(2024年8月29日作成)。(c)ETIENNE LAURENT and EVARISTO SA / AFP
【AFP=時事】ブラジル最高裁は8日、X(旧ツイッター)のサービス停止措置を解除したと発表した。
アレシャンドレ・ジモラエス(Alexandre de Moraes)判事は、2022年のブラジル大統領選に関連する偽情報がXで拡散されていることをめぐり、Xを率いる実業家イーロン・マスク(Elon Musk)氏と対立。
極右のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)前大統領の支持者らのアカウントを停止せず、裁判所命令通りにブラジル国内の新たな法定代理人を任命しなかったとして、8月31日以降、同国でのXのサービス停止を命じるとともに、Xに罰金520万ドル(約7億7000万円)を科していた。
Xが罰金を支払ったことを受け、ジモラエス氏はXについて「サービスの即時再開を許可する」とし、通信規制当局に対して24時間以内にユーザーのアクセスを可能にするよう命じた。
マスク氏は今のところ、この決定について何もコメントしていない。
【翻訳編集】AFPBB News
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