ギリシャ代表バルドック選手死去 自宅プールで遺体見つかる

サッカーギリシャスーパーリーグ（1部）、パナシナイコスのジョージ・バルドック（2024年10月6日撮影）。(c)Eurokinissi / AFP

【AFP＝時事】サッカーギリシャ代表経験もあるジョージ・バルドック（George Baldock）選手（31）が、自宅プールで死亡しているのが見つかった。同国メディアが9日、報じた。


　アテネ通信社（ANA）によると、現在ギリシャスーパーリーグ（1部）のパナシナイコス（Panathinaikos）に所属している英国生まれのバルドック選手は、アテネ南郊グリファダ（Glyfada）の自宅で亡くなった。


　国営テレビERTは、バルドック選手は「プールの底」に沈んだ状態で発見され、現場では酒の瓶が見つかったと伝えている。また、遺体の検査のために検視官が呼ばれている。


　バルドック選手は、昨季イングランド・プレミアリーグから降格したシェフィールド・ユナイテッド（Sheffield United）に7年在籍した後、今年5月にパナシナイコスに加入していた。6日に行われたオリンピアコス（Olympiakos）戦にも出場し、75分間プレーしていた。

　父方を通じてギリシャ系だったバルドック選手は、2022年に同国代表に初招集され、これまでに12キャップを獲得。10日に行われるUEFAネーションズリーグ（UEFA Nations League 2024-25）のイングランド戦に向けたメンバーからは、負傷のため漏れていた。




【翻訳編集】AFPBB News