サバレンカが今季50勝目 武漢OP3回戦へ ガウフも勝ち上がり

女子テニス、武漢オープン、シングルス2回戦。勝利を喜ぶアリーナ・サバレンカ（2024年10月9日撮影）。(c)WANG Zhao / AFP

【AFP＝時事】女子テニス、武漢オープン（Wuhan Open 2024）は9日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードで世界ランキング2位のアリーナ・サバレンカ（Aryna Sabalenka）は6-4、6-4でカテリーナ・シニアコバ（Katerina Siniakova、チェコ）を下し、3回戦に進出した。


　世界ランク1位のイガ・シフィオンテク（Iga Swiatek、ポーランド）は3年間ともにしたコーチのトマス・ヴィクトロフスキ（Tomasz Wiktorowski）氏との関係を解消し、今大会を欠場している。


　これで今季50勝としたサバレンカは、今大会で上位に進出すればランキングポイントでシフィオンテクに肉薄する可能性があり、1位争いは来月サウジアラビアで行われるシーズン最終戦までもつれるのが濃厚となっている。

　昨季終盤に2か月間王座に君臨したサバレンカは、世界ランク1位を奪取することが最大の目標だとしつつ、「彼女（シフィオンテク）がコーチの状況を解決し、最高の状態で最終戦に戻ってくることを願っている」とコメント。シフィオンテクとのライバル関係は女子テニス界にとって「非常に必要」なものだと話し、最終戦で世界1位の座をかけて戦いたいと語った。


　前週の中国オープン（China Open 2024）を制した第4シードのココ・ガウフ（Coco Gauff、米国）は6-1、6-2でビクトリア・トモバ（Viktoriya Tomova、ブルガリア）に快勝し、連勝を7に伸ばした。


　今年のウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2024）覇者で第7シードのバルボラ・クレイチコバ（Barbora Krejcikova、チェコ）は世界102位の予選勝者ヘイリー・バプティスト（Hailey Baptiste、米国）に3-6、5-7で金星を献上し、大会から姿を消した。


　パリ五輪金メダルで第5シードの鄭欽文（Zheng Qinwen、中国）はジャクリーヌ・クリスティアン（Jaqueline Cristian、ルーマニア）を6-2、6-4で退けた。

【翻訳編集】AFPBB News