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「トランプ氏再選への心配は無用」NATO事務総長、加盟国に呼び掛け

AFPBB News / 2024年10月11日 10時3分

ウクライナの首都キーウで、写真撮影に臨むウォロディミル・ゼレンスキー大統領(右)と北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長。ウクライナ大統領府報道局提供(2024年10月3日撮影)。(c)AFP PHOTO / UKRAINIAN PRESIDENTIAL PRESS SERVICE

【AFP=時事】北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ(Mark Rutte)事務総長は10日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領はウクライナ紛争において何が危機にさらされているかを理解しているとの認識を示し、加盟国に対し、トランプ氏再選への心配は無用だと呼び掛けた。


 前オランダ首相のルッテ氏は今月、NATO事務総長に就任したばかり。


 ルッテ氏は、英ロンドンで同国のキア・スターマー(Keir Starmer)首相およびウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領と会談した後、「トランプ氏はウクライナでのこの戦いが、ウクライナだけの問題ではなく、米国の安全と将来の安全保障に関わる問題でもあることを完全に理解し、同意している。彼はよく分かっている」と主張。




「だから、トランプ氏再選への心配は無用だ」と訴えた。


 一部のNATO加盟国は、ウクライナ支援に懐疑的なトランプ氏が11月5日の米大統領選で勝利した場合、米国は欧州安全保障への関与を弱め、軍事支援を打ち切るのではないかと懸念している。


 トランプ氏は選挙活動の中で、防衛費を十分に負担しないNATO加盟国は保護しないと警告するとともに、自らが当選した場合には、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と速やかに取引を交わし、ウクライナ紛争を終わらせると明言した。


 ルッテ氏はNATO事務総長就任時にも、トランプ氏再選の可能性をめぐる懸念を否定。米大統領選がNATOに与えうる影響の懸念について「心配していない。私は両候補とも、とてもよく知っている。ドナルド・トランプ氏とは4年間一緒に仕事をした」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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