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ジョコビッチ、来季現役続行を明言 ツアー通算100勝はお預け

AFPBB News / 2024年10月14日 10時45分

男子テニス、上海マスターズ、シングルス決勝。試合に臨むノバク・ジョコビッチ(2024年10月13日撮影)。(c)Hector RETAMAL/ AFP

【AFP=時事】男子テニスの四大大会(グランドスラム)で通算24勝を誇るノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、現世界ランキング1位のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)に敗れた13日の上海マスターズ(2024 Shanghai Rolex Masters)決勝後、来シーズンも現役を続ける意向だと明かした。


 37歳のジョコビッチは6-7(4-7)、3-6で敗れ、今季の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)と全米オープン(US Open Tennis Championships 2024)で優勝したシナーに直近4戦3敗となった。




 自身も今季は「結果の面では過去最悪のレベル」だったと認めたが、先日引退を表明した長年のライバルであるラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に続いて現役を退く考えはないと明言し、「将来がどうなるかは分からないが、その時々の気分で流れに身を任せてみるつもり。来シーズンも戦ってプレーする計画だ」とコメントした。


 全仏オープン(French Open 2024)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)はカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が制し、今季のジョコビッチはグランドスラムの優勝回数を伸ばせなかったが、8月のパリ五輪ではアルカラスとの激闘に勝利して悲願の金メダルを獲得し、キャリア通算99勝目を挙げた。


 この日はシナーに敗れ、ジミー・コナーズ(Jimmy Connors、米国)とロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に次ぐツアー通算100勝はお預けとなったが、「自分にとっては死んでも成し遂げたいというような目標ではない。もうキャリアの最大の目標はすべて達成したと思う」と意に介さず。


「今はとにかくグランドスラムと、どこまで自分の限界を押し上げられるかを考えている」と強調した。

【翻訳編集】AFPBB News

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