ブレイディ氏、レイダースの共同オーナーに NFLの名QB

元米ナショナル・フットボール・リーグ（NFL）のトム・ブレイディ氏（2024年8月16日撮影）。(c)Roy Rochlin/Getty Images for Fanatics/AFP

【AFP＝時事】米ナショナル・フットボール・リーグ（NFL）で7回のスーパーボウル（Super Bowl）制覇を果たした名QBのトム・ブレイディ（Tom Brady）氏が、ラスベガス・レイダース（Las Vegas Raiders）の共同オーナーとなることが15日、オーナー会議で承認された。


　ブレイディ氏はレイダースの株式5パーセントを取得する。


　ブレイディ氏は現在、米放送局FOXスポーツで解説者を務めており、対面やオンラインでの番組制作会議に参加したり、選手やコーチに接触したり、チームの施設に出入りしたりすることは禁止される。レイダース戦の放送に関わることはできるが、NFLのルールに従って他のチームや審判の批判はできない。

　ブレイディ氏は、20年を過ごしたニューイングランド・ペイトリオッツ（New England Patriots）で6回のNFL王者に輝き、その後に移籍したタンパベイ・バッカニアーズ（Tampa Bay Buccaneers）でも2020年にタイトルを獲得した。


　NFL通算23年で残したパス1万2050試投、7753回成功、8万9214ヤード獲得、649タッチダウンの記録はいずれも歴代1位となっている。

【翻訳編集】AFPBB News