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仏防衛見本市、イスラエル企業のブース設置・装備品展示を禁止

AFPBB News / 2024年10月17日 10時43分

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(右)とフランスのエマニュエル・マクロン大統領。中東エルサレムで(2023年10月24日撮影)。(c)Christophe Ena / POOL / AFP

【AFP=時事】仏パリで来月4日に開幕する大規模な海洋防衛見本市「ユーロナバル(Euronaval)」の主催者は16日、フランス政府の決定に従い、イスラエル代表団に対してブースの設置や装備品の展示を認めないと発表した。イスラエル側は猛反発している。


 レバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)やパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)に対するイスラエルの軍事作戦で民間人が犠牲になっていることをフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が批判して以降、フランスとイスラエル間の緊張が高まっている。




 マクロン氏は先週、レバノンとガザにおけるイスラエルの軍事作戦を止めるには、同国が使用する武器を禁輸する以外にないと主張した。


 主催者は「フランス政府はイスラエル代表団について、ブースの設置や装備品の展示なしでユーロナバル2024に参加することを承認した」として、イスラエル企業7社がこの決定の影響を受けると説明した。


 これに対しイスラエルのヨアブ・ガラント(Yoav Gallant)国防相は猛反発。


 X(旧ツイッター)への投稿で、「マクロンの行動は、フランス国民と、同氏が支持すると主張している自由世界の価値観の面汚しだ。フランスでイスラエルの防衛産業をまたもや差別するという決定は、イスラエルが戦争をしている敵を助ける行為だ」と批判。


「われわれはフランスの(支持の)有無にかかわらず、七つの戦線で敵から祖国を防衛し、未来のために戦い続ける」と主張した。

【翻訳編集】AFPBB News

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