世界1位シフィオンテク、大坂の元コーチとのタッグを発表

女子テニス、イガ・シフィオンテクの新コーチに就任したウィム・フィセッテ氏（2024年8月29日撮影）。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP

【AFP＝時事】女子テニス、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク（Iga Swiatek、ポーランド）は17日、大坂なおみ（Naomi Osaka）ら四大大会（グランドスラム）の元女王を指導した経歴を持つウィム・フィセッテ（Wim Fissette）氏をコーチに迎えたことを明らかにした。


　先日、3シーズンにわたって師事していた同胞のトマス・ヴィクトロフスキ（Tomasz Wiktorowski）氏とたもとを分かつことになったシフィオンテクは、ソーシャルメディアに「ウィム・フィセッテをチームに迎えたことを喜んでお知らせする」「彼はテニスのトップレベルにおいて素晴らしい姿勢とビジョンを持っており、とてつもなく経験豊富である」と投稿した。

　フィセッテ氏はかつてキム・クライシュテルス（Kim Clijsters、ベルギー）をはじめ、ビクトリア・アザレンカ（Victoria Azarenka、ベラルーシ）、シモナ・ハレプ（Simona Halep、ルーマニア）、アンゲリク・ケルバー（Angelique Kerber、ドイツ）ら強豪選手を指導した実績を持つ。


　最近では元世界1位の大坂ともタッグを組んでいたが、先月に師弟関係を解消していた。


　グランドスラム通算5勝を誇るシフィオンテクは、WTA 1000の中国オープン（China Open 2024）を「個人的な事情」で欠場した後、武漢オープン（Wuhan Open 2024）の出場も見送り、シーズン最終戦のWTAファイナルズ（WTA Finals）に備えると述べていた。


　WTAファイナルズは来月、サウジアラビア・リヤドで開催される。

【翻訳編集】AFPBB News