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エムポックス死者、アフリカ全土で1100人 1月以降

AFPBB News / 2024年10月18日 17時1分

コンゴ民主共和国で行われるエムポックス(サル痘)ワクチンの集団接種(2024年10月5日撮影)。(c) Aubin Mukoni / AFP

【AFP=時事】アフリカ連合(AU)の保健機関、アフリカ疾病対策センター(Africa CDC)は17日、アフリカ大陸全体では今年これまでに、約1100人がウイルス感染症「エムポックス(サル痘)」で死亡したと発表した。


 1月以降、アフリカでは計4万2000件の症例が報告されている。初の症例が報告されたザンビアとジンバブエを含め、18か国で感染が確認されている。


 アフリカCDCのジャン・カセヤ(Jean Kaseya)事務局長は「対策を講じなければ、エムポックスは制御不能になる」と警告した。


 死者の大多数は、流行の震源地となったコンゴ民主共和国(旧ザイール)に集中している。同国では今月、ようやくワクチンの集団接種が開始された。


 カセヤ氏は、大陸全体で「週ごとに新たな症例が増えている」とし、国際的なパートナーに対し支援の強化と、エムポックス対策のために約束された資金を直ちに拠出するよう求めた。

【翻訳編集】AFPBB News

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