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レッドブルのマシンに物議の車高調整デバイス、FIA検査官が調査

AFPBB News / 2024年10月19日 9時53分

24F1第19戦米国GP、フリー走行。レッドブルのガレージに入るマックス・フェルスタッペンのマシン(2024年10月18日撮影)。(c)ANGELA WEISS / AFP

【AFP=時事】24F1第19戦米国GP(United States Grand Prix 2024)フリー走行1回目の後、レッドブル(Red Bull)のマシンに物議を醸す車高調整デバイスの設置が発覚し、国際自動車連盟(FIA)の技術検査官が18日、調査のためにレッドブルのガレージを訪れた。


 レッドブルのメカニック責任者オーレ・シャック(Ole Schack)氏は、FIAの車両検査官に装置の取り付け方と動作を説明し、その部分にテープを貼って使用を防止することを示した。


 マクラーレン(McLaren)のザック・ブラウン(Zak Brown)代表は、FIAの迅速な対応を称賛し、「車高を低くすれば競技上の利点になる。たいていの場合、それがクルマを速くする」「FIAは、われわれが見たところ、全てのオープンコンポーネンツを調査し、一つのチームにおける一つの要素を特定する上で非常に良い仕事をした」と述べた。




「コックピット内部から車高を調整できるのは、あのチームだけだ。実際に調整があったかどうか分からないが、その能力を持つことは疑問を生じさせる」


「レギュレーションにおいて非常に明確なのは、レースカーの改造は重大違反であり、許可を得ていなかったりドライバーの快適性を求めたりする目的の改造は、規則に大きく反するということだ。従って、私の解釈では彼らはその部分にテープを貼ることにしたのだろう」


 ブラウン氏はまた、「聞いたところでは、クルマが完全にレース用に準備された後では調整は不可能なようだ」としつつ、もっと納得できる説明や理解が必要な疑問が残っているとも付け加えた。


 これに反論するべくレッドブルも、マクラーレンがリヤウイングに変更を加えていたと指摘。第17戦アゼルバイジャンGP(Azerbaijan Grand Prix 2024)では、コースのストレートでマクラーレンのリヤウイングにゆがみが見られており、これについてレッドブルはレース後にFIAと協議していた。


 今季残りはグランプリ6レースとスプリント3レースとなる中、ドライバーズ選手権ではレッドブルのエースドライバーで総合3連覇中のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が首位を維持し、マクラーレンのランド・ノリス(Lando Norris)が52ポイント差で2位につけている。

【翻訳編集】AFPBB News

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