ヤンキースがWS進出に王手 ガーディアンズに打ち勝つ

24MLB、ア・リーグ優勝決定シリーズ（7回戦制）、クリーブランド・ガーディアンズ対ニューヨーク・ヤンキース。勝利を喜ぶニューヨーク・ヤンキースの選手（2024年10月18日撮影）。(c)Jason Miller/Getty Images/AFP

【AFP＝時事】24MLBは18日、ア・リーグの優勝決定シリーズ（ALCS、7回戦制）第4戦が行われ、ニューヨーク・ヤンキース（New York Yankees）はジャンカルロ・スタントン（Giancarlo Stanton）がチームに勢いをもたらす3点本塁打を放つと、同点で迎えた9回に2点を挙げて勝ち越し、クリーブランド・ガーディアンズ（Cleveland Guardians）に8-6で競り勝った。これでシリーズ戦績を3勝1敗とし、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。


　17日の第3戦でまさかの逆転サヨナラ負けを喫していたヤンキースは、いきなり初回にフアン・ソト（Juan Soto）の2点本塁打で先制すると、2回にはオースティン・ウェルズ（Austin Wells）のソロ弾で突き放した。さらに6回には、スタントンがガーディアンズの中継ぎ投手ケイド・スミス（Cade Smith）から今プレーオフ4本目となる一発を放ち、これで3点を追加して6-2とリードを拡大した。

　しかし、ガーディアンズも7回に3点を返して1点差に詰め寄ると、8回にはデビッド・フライ（David Fry）の内野ゴロと思われた打球をヤンキースの救援投手マーク・ライター（Mark Leiter）が処理を誤り、この間に走者が還って同点に追いついた。


　それでもヤンキースは9回にガーディアンズの守護神エマニュエル・クラセ（Emmanuel Clase）から2点を奪い、そのまま逃げ切った。


　2009年シーズン以来となる史上最多27回目のワールドシリーズ制覇を目指すヤンキースは、19日の第5戦で勝利すればシリーズ突破を果たす。

【翻訳編集】AFPBB News