メッシ擁するマイアミがクラブW杯出場、開催国枠を獲得

24MLS、インテル・マイアミ対ニューイングランド・レボリューション。試合後、サポーターズ・シールドを掲げて喜ぶインテル・マイアミの（手前左から）セルヒオ・ブスケッツ、ドレイク・カレンダー、リオネル・メッシ（2024年10月19日撮影）。(c)Chris Arjoon/ AFP

【AFP＝時事】リオネル・メッシ（Lionel Messi）を擁する米メジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミ（Inter Miami）が、来年行われるクラブW杯（2025 FIFA Club World Cup）に出場することが決まった。国際サッカー連盟（FIFA）のジャンニ・インファンティーノ（Inter Miami）会長が19日に発表した。


　チームはこの日、メッシのハットトリックなどでニューイングランド・レボリューション（New England Revolution）に6-2で大勝し、レギュラーシーズンの勝ち点をMLS史上最多の74に伸ばした。


　その試合後、マイアミの本拠地チェース・スタジアム（Chase Stadium）のピッチでインファンティーノ会長が、マイアミにクラブW杯の開催国枠を割り当てると宣言。さらに、来年6月15日にハードロック・スタジアム（Hard Rock Stadium）で行われる開幕戦にチームが登場することを明かした。

　マイアミは今月、レギュラーシーズン最高成績のチームに贈られるサポーターズ・シールド（Supporters' Shield）を獲得している。正式なリーグ王者はプレーオフのMLSカップ（MLS Cup 2024）を経て12月7日の決勝で決まり、マイアミはこちらでも優勝候補だが、FIFAがレギュラーシーズンの勝者にクラブW杯の出場権を与えることを決めたため、アルゼンチン代表のスーパースターであるメッシのクラブW杯参加が決定した。


　メッシにとっては、昨年フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン（Paris Saint Germain、PSG）を退団して以来となる、欧州クラブとの対戦が実現する可能性がある。

【翻訳編集】AFPBB News