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イスラエル軍、ヒズボラ関連の金融機関を集中攻撃 報道

AFPBB News / 2024年10月21日 10時22分

レバノン南部の集落で、イスラエル軍による空爆を受けて立ち上る煙(2024年10月20日撮影)。(c)AFP

【AFP=時事】イスラエルは、レバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)に資金を提供しているとされる金融機関の支部への爆撃を開始した。レバノン国営メディアが20日夜、報じた。


 レバノン国営通信社NNAは、ベイルート南郊が11回攻撃され、その大半が金融機関アル・カルド・アル・ハサン(Al-Qard Al-Hassan)の支部を標的にしたものだったと報道。東部ベカー平原(Bekaa Valley)および南部の支部も攻撃を受けたとしている。


 イスラエル軍は、米国が制裁対象としている同組織の支部への攻撃を実施すると警告し、周辺住民に退避を呼び掛けていた。NNAによると、その後間もなく攻撃が開始された。




 同軍は、ヒズボラへの軍事行動をエスカレートさせ、ヒズボラの資金調達に打撃を与えることを狙っている。


 NNAによれば、ベイルート空港付近もイスラエル軍の攻撃を受けた。同空港は、人道支援の主要な受け入れ窓口で、紛争避難民の重要な出国経路にもなっている。

【翻訳編集】AFPBB News

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