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タナックが今季2勝目 WRCタイトルの行方はラリー・ジャパンへ

AFPBB News / 2024年10月21日 11時58分

世界ラリー選手権第12戦、セントラル・ヨーロピアン・ラリー最終日。コドライバーと優勝を喜ぶヒョンデのオット・タナック(右、2024年10月20日撮影)。(c)KERSTIN JOENSSON/ AFP

【AFP=時事】世界ラリー選手権(WRC 2024)第12戦、セントラル・ヨーロピアン・ラリー(Central European Rally 2024)は20日、最終日が行われ、ヒョンデ(Hyundai)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が優勝し、来月行われる最終戦のラリー・ジャパン(Rally Japan 2024)に向け、総合優勝の可能性をわずかにつないだ。


 6月のラリー・イタリア(Rally Italia Sardegna 2024)に続く今季2勝目を挙げたタナックは、総合争いでトップに立つ同僚ティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)との差を25ポイントに縮めた。


 一方のヌービルは、前日にスピンして溝にはまり、タイムロスしたことも響いて3位となった。過去に5回総合2位に終わっているヌービルは、11月21日から24日にかけて行われるラリー・ジャパンで6ポイントを獲得すれば、自身初の年間優勝が決まる。




 ミスに泣いたのはヌービルだけでなく、トヨタ(Toyota)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)も、タナックを1.5秒差で追っていたSS17で電柱に激突し、リタイアを強いられた。


 トヨタはエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)が2位、勝田貴元(Takamoto Katsuta)が4位に入った。

【翻訳編集】AFPBB News

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