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「今こそガザ紛争終わらせるとき」米国務長官、中東歴訪

AFPBB News / 2024年10月23日 19時22分

イスラエルのベングリオン国際空港で報道陣に語る米国のアントニー・ブリンケン国務長官(2024年10月23日撮影)。(c)Nathan Howard / POOL / AFP

【AFP=時事】米国のアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官は23日、訪問先のイスラエルで「今こそガザ紛争を終わらせるときだ」と述べ、イランとの対立についてもエスカレーションを回避するよう求めた。


 イスラエルは、イランが支援するパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)のイスラム組織ハマス(Hamas)、レバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)と衝突しており、また今月1日のイランによるミサイル攻撃に対しても報復を明言している。


 イスラエル軍は23日、レバノン南部の地中海沿岸都市ティール(Tyre)市民に向けて退避を呼び掛け、ヒズボラを標的とする作戦が迫っていることを警告した。




 こうした中、ブリンケン氏はガザでの武力衝突が激化して以降11回目となる今回の中東訪問で、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相らイスラエルの高官と会談。会談後に「昨年10月7日以降、イスラエルはガザに関するほとんどの戦略的目標を達成した。今こそ、その成功を持続的な戦略的成功に転換するときだ」と述べた。


 またガザ地区への支援について「進展が見られるのは良いことだが、さらなる進展が必要であり、最も重要なのはそれが持続することだ」と語った。


 他方で、イランによる今月1日のミサイル攻撃への報復を明言していることについては「イスラエルがさらなるエスカレーションを引き起こさない方法で対応することも非常に重要だ」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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