プーチン氏、米ロ関係の行方は大統領選後の「米国次第」
AFPBB News / 2024年10月25日 15時4分
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領。ロシア中部カザンで開催された主要新興国によるBRICS首脳会議で(2024年10月23日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / POOL / AFP
【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は24日、米国との関係は、11月の大統領選挙後の米国次第だと述べ、ウクライナ紛争を終わらせると語っている共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の姿勢を「誠実」だと評した。
ただし、プーチン氏は西側諸国に対する強硬姿勢は崩さず、ロシアが敗北するという考えは「幻想」であり、いかなる和平合意もウクライナ領の広範囲におけるロシアの支配を認める必要があると警告した。
ロシア中部カザン(Kazan)で24日に閉幕した主要新興国で構成するBRICS首脳会議でプーチン氏は、ウクライナ紛争を終結させるべきだとする主要同盟国の声に直面した。
プーチン氏は記者団に対し、「米大統領選後の米ロ関係の行方は米国次第だ。米国がオープンであれば、われわれもオープンになる。そうすることを彼らが望まないのであれば、それでも構わない」と語った。
トランプ氏は、米国による巨額のウクライナ支援に懐疑的で、当選すれば数時間でウクライナ紛争を終わらせることができると主張している。
これについてプーチン氏は「ウクライナでの紛争を終わらせるために全力を尽くすとの意欲を語っている。彼は誠実だと思う。もちろん、こうした発言は誰のものであっても歓迎する」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
プーチン氏、北朝鮮の派兵否定せず 相互防衛「ロシア次第」
ロイター / 2024年10月25日 4時35分
-
アングル:「トランプ氏推し」のロシアメディア、ロ大統領府は冷静
ロイター / 2024年10月23日 15時35分
-
プーチン氏、中印首脳らと会談 BRICS会議が開幕
AFPBB News / 2024年10月23日 9時29分
-
「ウクライナは敗北する」 トランプ氏、ロシア侵攻否定か
共同通信 / 2024年10月18日 7時2分
-
衝撃の暴露...トランプとプーチンの「黒い蜜月」・核戦争を回避したバイデン政権の裏側が明らかに
ニューズウィーク日本版 / 2024年10月17日 16時2分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください