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エジプト大統領、2日間のガザ休戦案提示

AFPBB News / 2024年10月28日 9時25分

エジプトのアブデルファタハ・シシ大統領(2024年10月23日撮影)。(c)Maxim Shemetov / POOL / AFP

【AFP=時事】エジプトのアブデルファタハ・シシ(Abdel Fattah al-Sisi)大統領は27日、イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)による戦闘が1年を超える中、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での2日間の戦闘休止と限定的な人質交換を行い、最終的に「完全な停戦」を目指す提案を明らかにした。


 エジプトの首都カイロで記者会見したシシ氏は、この提案にはガザで人質として拘束されているイスラエル人4人と、イスラエルで拘禁されている複数のパレスチナ人の交換が含まれ、10日以内にさらなる交渉が行われると述べた。


 ただし、この計画をイスラエルやハマスに正式に提示したかについては言及しなかった。




 シシ氏が介入した背景には、イスラエルがガザ攻撃を継続する一方で、レバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)とも交戦しているほか、イランへの空爆を実施するなど、戦線が拡大している現状が影響している。


 エジプトはここ数か月間、カタールと米国と共にイスラエルとハマスの停戦協議の仲介を行ってきたが、成果はほとんど得られていない。


 27日にカタールで再開した人質交換交渉を目的とする協議に関して、イスラエル側は情報機関トップを派遣すると発表していた。


 イスラエルと米政府高官、一部の専門家は、停戦合意の最大の障害は、ガザの最高指導者ヤヒヤ・シンワル(Yahya Sinwar)氏だったとの見方を示している。同氏は今月、イスラエル軍に殺害された。


 交渉の進展を妨げている主要な問題の一つには、ハマスがイスラエルにガザからの完全撤退を求めていることも挙げられるが、イスラエル側はこの要求を再三拒否している。

【翻訳編集】AFPBB News

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