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ロシア兵、ウクライナ東部で民間人銃撃か 検察が捜査中

AFPBB News / 2024年10月28日 11時55分

ウクライナ東部セリドベで、破壊された建物(2024年4月12日撮影、資料写真)。(c)Anatolii STEPANOV / AFP

【AFP=時事】ウクライナ検察が27日明らかにしたところによると、東部の前線の町セリドベ(Selydove)でロシア兵が民間人に発砲した疑いが浮上し、捜査を行っている。


 ウクライナ軍部隊「ホルティツィアの幽霊(Ghost of Khortytsia)」はテレグラムに、ロシア軍が民間車両に向け発砲する様子を捉えたとされる動画を投稿した。


 動画はドローンで撮影されたもの。車の周りを急いで移動する人物が写っており、車が「敵の銃撃」を受けたとの字幕が付けられている。


 もう一つの動画では、ウクライナ兵2人と車の搭乗者1人が、負傷者を現場から引きずり、移動させる様子が映っている。


 ウクライナ検察は「攻撃時、車内には2人の市民が乗っており、そのうちの1人が負傷した」と発表した。




 検察によると、ウクライナ兵が現場に到着し、負傷者を攻撃されやすい場所から移動させ、応急処置を施した。


 また検察は、ロシア軍が市内で女性2人を射殺したとの報告についても捜査中としている。ロシア軍の占領下にある地区で「民間人の遺体が発見された」という。


 複数の軍事ブロガーによれば、ロシア軍は数週間にわたり採鉱の町セリドべに向かって進軍を続けてきた。現在は郊外に到達している。

【翻訳編集】AFPBB News

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