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レバノン南部、イスラエル空爆で21人死亡 事前警告なしの証言も

AFPBB News / 2024年10月28日 12時55分

レバノン南部サイダ(シドン)近郊のハレトサイダで、イスラエル軍の空爆を受け破壊された建物(2024年10月27日撮影)。(c)MAHMOUD ZAYYAT / AFP

【AFP=時事】レバノン保健省は、27日のイスラエル軍の攻撃により、南部の各地で少なくとも計21人が死亡したと発表した。


 保健省によると、沿岸部サイダ(シドン、Sidon)近くのハレトサイダ(Haret Saida)への攻撃で9人が死亡し、38人が負傷した。


 アインバール(Ain Baal)では、看護師1人と救助隊員3人を含む少なくとも7人が死亡。ブルジュアルシェマリ(Burj al-Shemali)では5人が死亡した。


 AFP特派員によると、イスラエル国境から約60キロの地点に位置するハレトサイダへの攻撃では、3階建ての建物の最上階が完全に破壊された。近隣の建物も被害を受けた。


 イスラエルが先月、イスラム組織ヒズボラ(Hezbollah)への攻撃を開始して以来、ハレトサイダ一帯にはレバノン南部の他の地域からの避難者が多数集まっていた。レバノン軍は、一帯への立ち入りを禁止した。


 AFP特派員によると、イスラエル軍は攻撃前に避難警告を出さなかった。

【翻訳編集】AFPBB News

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