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イラン大統領、イスラエルとの戦争望まずも攻撃には「適切な対応」

AFPBB News / 2024年10月28日 15時42分

イランのマスード・ペゼシュキアン大統領。ロシア・カザンで(2024年10月23日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / POOL / AFP

【AFP=時事】イランのマスード・ペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領は27日、イスラエルとの戦争は望まないが、直近のイラン軍施設への攻撃に対しては「適切な対応」を準備していると述べた。


「われわれは戦争を望んではいないが、わが国と国民の権利は守る」とペゼシュキアン氏は閣議で述べ、「シオニスト政権(イスラエル)の侵略に対し、適切に対応する」とした。


 イランは今月1日、同国が支援する組織の指導者らをイスラエルが殺害したことに対する報復として、イスラエルに対する大規模なミサイル攻撃を実施。これに対する報復としてイスラエルは26日、イランの軍事拠点を空爆した。


 イスラエルはこれまで、イランが支援するレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)のハッサン・ナスララ(Hassan Nasrallah)師とイラン革命防衛隊(IRGC)の指揮官アッバス・ニルフォルシャン(Abbas Nilforoushan)氏、さらにはパレスチナ自治区のイスラム組織ハマス(Hamas)のイスマイル・ハニヤ(Ismail Haniyeh)氏などを殺害している。




 26日の攻撃についてイスラエルは、さらなる報復を行わないようイランに警告している。


 だがペゼシュキアン氏は、周辺地域の緊張の高まりは、イスラエルの「侵略」と米国の支援に責任があると非難。「シオニスト政権の侵略とその犯罪が続けば、緊張は広がるだろう」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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