ロシア軍、ウクライナ東部で前進 新たに集落制圧

前線近くの重要な工業都市クラホベ（2024年10月8日撮影、資料写真）。(c)Roman PILIPEY / AFP

【AFP＝時事】ロシアは27日、ウクライナ東部でさらに前進し、ウクライナ支配下にある要衝の工業都市から北に数キロ離れた集落を制圧したと発表した。


　ロシア国防省は定例会見で、自軍の部隊が「イズマイロフカ（Izmailovka）の集落を解放した」とロシア語の読みで発表した。


　ウクライナ侵攻開始以前、集落には約200人が暮らしていた。


　重要な工業都市であるクラホベ（Kurakhove）の北方約8キロに位置する同集落は、ロシア軍が包囲を試みている前線の小さな町、クラヒウカ（Kurakhivka）からも数キロしか離れていない。


　他方でロシアは28日、国境沿いの州を含む複数の州で、109機のウクライナのドローンを1日で撃墜したと発表した。

【翻訳編集】AFPBB News