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レバノン東部で60人死亡 イスラエル軍が空爆

AFPBB News / 2024年10月29日 11時17分

レバノン東部ベカー平原の集落で、イスラエル軍による空爆を受けて破壊された建物(2024年10月28日撮影)。(c)AFP

【AFP=時事】レバノン保健省は、イスラエル軍が28日に東部ベカー平原(Bekaa Valley)の複数地区を空爆し、少なくとも60人が死亡したと発表した。シリアと国境を接する貧困地区バールベック(Baalbek)で多くの犠牲者が出たという。


 保健省によると、この数字はイスラム組織ヒズボラ(Hezbollah)が影響力を持つベカー平原の12地区の死者を合計したもの。少なくとも2人は子どもだった。


 負傷者は少なくとも58人に上る。救助活動が続いているため、集計は暫定的なものだとしている。

 

 保健省によると、死亡した60人のうち少なくとも16人はバールベック市の西にあるアルアラク(Al-Alaq)で亡くなった。




 AFPが28日分を加えレバノン保健省の発表を集計したところ、イスラエルによるヒズボラへの攻撃が激化した先月末以降のレバノン側の死者は1700人を超えた。実際の死者数はさらに多い可能性がある。


 28日の空爆は避難警告なしに行われた。

【翻訳編集】AFPBB News

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