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武器供給停止署名の国連提出「悪意ある」 イスラエル反発

AFPBB News / 2024年11月5日 18時18分

イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区の境界地帯を巡回するイスラエル軍の車両(2024年10月21日撮影)。(c) Jack GUEZ / AFP

【AFP=時事】トルコ外務省は3日、国連(UN)に対し、イスラエルへの武器供給の停止を求めて52か国が署名した書簡を提出したと発表した。これを受け、イスラエルのダニー・ダノン(Danny Danon)国連大使は4日、書簡を提出したトルコには「悪意」があると非難した。


 トルコが提出した署名には52か国の他、アラブ連盟(Arab League)とイスラム協力機構(OIC)も加わり、ガザ(Gaza Strip)紛争を理由にイスラエルへの武器供給を停止するよう要求している。


 これに対し、ダノン大使は「『悪の枢軸(Axis of Evil)』国家の支援を受け、悪意から紛争を引き起こそうとする国に期待することなど何もない」と、署名したアラブ諸国を指して軽蔑的な言葉を用いて書簡の提出を非難。




「この書簡は、国連が正義や道徳的価値を支持する自由主義諸国ではなく、いくつかの悪意ある国々によって主導されていることを示すさらなる証拠だ」と述べた。


 AFPが4日に確認した書簡には、ガザ紛争での「想像を絶する」民間人の死者数は「耐え難く、容認できるものではない」とあり、また、「占領下のパレスチナ領での使用を疑うに足る合理的な根拠があるすべての場合について、占領国であるイスラエルに対する武器、弾薬および関連装備の提供または移転を直ちに停止する措置を講じるよう、われわれはこの集団的要求を行う」とあった。

【翻訳編集】AFPBB News

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