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「黒人ナチ」スキャンダルの米共和党候補、ノースカロライナ州知事選で敗北

AFPBB News / 2024年11月7日 8時37分

米ノースカロライナ州で行われた共和党の大統領選選挙集会で応援演説をするマーク・ロビンソン副知事(2024年8月14日撮影)。(c)Peter Zay / AFP

【AFP=時事】5日投開票の米ノースカロライナ州知事選で、民主党候補のジョシュ・スタイン司法長官が、「黒人ナチ」を自称したとの報道を受け批判を浴びていた共和党候補のマーク・ロビンソン副知事に対する勝利を確実にした。


ロビンソン氏は急速に支持を失い、9月には共和党指導部からドナルド・トランプ前大統領の大統領選に悪影響を与えかねないとして撤退を迫られたがこれを拒否。自身の過去の行動に関するCNNの報道は「わいせつなタブロイド紙のうそ」だと切り捨てた。


CNNによると、ロビンソン氏は10年以上前、「ヌードアフリカ」というポルノサイトの掲示板で、自らを「変態」「黒人ナチ」などと称し、性的に露骨なコメントを投稿していた。




ロビンソン氏は、自身と同じ黒人で公民権運動の指導者だったマーティン・ルーサー・キング牧師を「共産主義者のクソ野郎」と呼んで攻撃したとも報じられている。


米メディアが5日夜に報じたところによると、スタイン氏は開票率約50%時点で、約14ポイントのリードを確保していた。

【翻訳編集】AFPBB News

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