薬物陽性のベン、不正行為の疑い晴れる ボクシング
AFPBB News / 2024年11月7日 15時32分
【AFP=時事】英国反ドーピング委員会(NADP)は6日、プロボクサーのコナー・ベン(Conor Benn、英国)が2022年に2度にわたって薬物検査で不合格となったことについて、不正行為はなかったと発表した。これを受けてベンは、英国での競技を再開したいと述べている。
ベンは、男性のテストステロン値を高める不妊治療薬のクロミフェン(clomiphene)の検査で2度陽性反応を示していた。これを受けて2022年10月8日に予定されていたベンとクリス・ユーバンク・ジュニア(Chris Eubank Jr、英国)の一戦は中止となっていた。
ベンは、英国ボクシング管理委員会(BBBofC)からライセンスを剥奪された後、2023年7月にNADPから暫定的に資格停止処分を解除されていたが、BBBofCと英国反ドーピング機関(UKAD)の上訴が認められ、再び資格停止となっていた。
しかし、NADPはUKADがドーピング違反を立証したことは「十分に納得できない」として、資格停止の決定を覆した。
ベンは「反ドーピング委員会がきょうようやく私の不正行為を無実としてくれたことに感謝する。この24か月間は間違いなく人生で最も厳しい戦いだった。ボクシングに情熱を注ぎ、クリーンなスポーツを提唱する者として、無実が認められた今、自分がなぜこれまでずっと無実を主張してきたのか理解してもらえることを願っている」と述べた。
UKADは、さらなる控訴を行うかどうかの決定を下す前にNADPの判断を「慎重に検討する」と述べた。
1990年代には、英国ボクシング界きってのライバル関係とされている両選手の父親が2度対戦しており、中止となったファイトは両家にとって3度目の対戦となっていた。
【翻訳編集】AFPBB News
この記事に関連するニュース
-
ワリエワ、処分明けに復帰へ 薬物違反で4年間の資格停止
AFPBB News / 2024年11月2日 10時55分
-
ワリエワが処分解除後の競技再開に意欲 ドーピング違反で資格停止処分4年
スポニチアネックス / 2024年11月2日 10時34分
-
処分軽減も気になるブランク…ポグバの誓い 「確実に新たな自分に」
超ワールドサッカー / 2024年10月17日 18時5分
-
出場停止が4年から18か月に短縮…ポグバが復帰に意欲「もう一人のポール・ポグバが現れるだろう」
ゲキサカ / 2024年10月17日 12時37分
-
処分軽減ポグバが訴え 「不正をする人間じゃない」「正々堂々と勝つのを好む」
超ワールドサッカー / 2024年10月17日 9時15分
ランキング
-
1照ノ富士が九州場所を休場、2場所連続…初日から横綱不在に
読売新聞 / 2024年11月8日 9時51分
-
2大谷翔平快挙でまた珍訴訟! 50号ボールに続いて今度は記念ベース“正当所有者”が出現
東スポWEB / 2024年11月8日 11時4分
-
3大谷翔平&真美子さん、ベッツ主催パーティーでバスケを楽しむ 真美子さんは美フォームでシュート成功
スポニチアネックス / 2024年11月7日 18時55分
-
4ドラ1は3年で戦力外、10年経過し消えた11人 残るは1人…中日2014年組の“現在”
Full-Count / 2024年11月8日 7時20分
-
5森保監督が捧げた“2分のメッセージ”に「涙腺崩壊」…元日本代表が号泣、J会場で感動の労い
FOOTBALL ZONE / 2024年11月8日 7時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください