ベイルート南部をイスラエル軍が新たに攻撃 退避警告1時間後

レバノン首都ベイルート南部へのイスラエル軍による空爆（2024年11月7日撮影）。(c)IBRAHIM AMRO / AFP

【AFP＝時事】イスラエル軍は7日、レバノン首都ベイルート南部の住民に対し、イスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点から退避するよう呼びかけ、その約1時間後に対象地域への攻撃を行った。攻撃の様子をAFPが動画で捉えた。

AFPの動画では、ベイルート南部の上空に複数の煙が立ち上る様子が確認できる。ベイルート市内のAFP記者も大きな爆発音を聞いている。

これに先立ち、イスラエル軍のアビチャイ・アドレー報道官は、ベイルート国際空港近隣を含む地域の地図をSNSに投稿し、同市南部4地区の住民に退避を呼び掛けていた。

レバノン国営メディアによると、6日にはイスラエル軍によるベイルート南部への爆撃が9回あった。同軍は司令部や武器庫など、ヒズボラのインフラを狙ったと主張している。

【翻訳編集】AFPBB News