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アラブ諸国、イスラエルに占領終結を要求 サウジで首脳会議

AFPBB News / 2024年11月12日 9時53分

サウジアラビアの首都リヤドで開催されたアラブ連盟とイスラム協力機構(OIC)の首脳会議の出席者。アラブ首長国連邦(UAE)大統領府提供(2024年11月11日提供)。(c)AFP PHOTO / UAE PRESIDENTIAL COURT

【AFP=時事】アラブ連盟とイスラム協力機構(OIC)は11日、サウジアラビアの首都リヤドで首脳会議を開き、イスラエルに対し、中東和平を実現させる前提条件として、占領下に置いているパレスチナ領からの撤退を要求するとともに、パレスチナ自治区ガザ地区での「衝撃的」な戦争犯罪を非難した。

閉幕に際し発表された声明は、「地域における公正かつ包括的な和平は、1967年6月4日の境界線まで、イスラエルがすべてのアラブ領の占領を終結させない限り実現し得ない」と主張した。これはヨルダン川西岸と東エルサレム、ガザ、ゴラン高原を指したものだ。

イスラエルに対して、これらの地区からの撤退を求めた国連決議と、1967年の境界線に沿った「2国家解決」と引き換えに関係正常化をアラブ諸国が提案した2002年の「アラブ和平イニシアチブ」についても改めて言及。



国際社会に対し、「国際的な支援の下で具体的な措置と時期を設定した計画を立ち上げ」、主権を有したパレスチナ国家の樹立を実現させるべきだと呼び掛けた。

会議に出席した各国首脳はさらに、イスラエル軍は「ジェノサイド(集団殺害)罪」という観点でから見て、「衝撃的な犯罪」を行っていると非難した。

【翻訳編集】AFPBB News

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