ロシア勝利はトランプ氏の勝利にあらず ウクライナ紛争めぐりEU外交トップ
AFPBB News / 2024年11月12日 11時44分
ウクライナ・キーウで会談するウォロディミル・ゼレンスキー大統領(左)と欧州連合(EU)外交安全保障上級代表(外相)ジョセップ・ボレル氏(2024年11月11日撮影)。(c)Handout/UKRAINIAN PRESIDENTIAL PRESS SERVICE/AFP
【AFP=時事】米国でドナルド・トランプ前大統領が2期目の準備を進める中、欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外交安全保障上級代表(外相)は11日、ウクライナ紛争でロシアに勝利を許せば、米国にとって損失になると警告した。
先週投票が行われた米大統領選をトランプ氏が制して以降、EU高官として初めてウクライナを訪問したボレル氏はAFPに対し、「仮にウクライナが崩壊し、(ウラジーミル・)プーチン(ロシア大統領)が戦争に勝てば、米国の指導層にとって決して勝利とはならないだろう」と語った。
トランプ氏の返り咲きにより、米国がウクライナへの軍事支援を停止する可能性があるとして、ウクライナおよびEUでは懸念が強まっている。
ボレル氏のウクライナ訪問は、来月の退任を控えた、EU外交トップとして最後の訪問となるが、米大統領選の結果にかかわらず、EUが今後もウクライナを強力に支援していく姿勢を示すのが狙い。
ドイツのキール世界経済研究所によると、2022年のロシアによるウクライナ侵攻開始以降のウクライナ支援は、欧州全体で約1250億ドル(約19兆円)、米国1国で900億ドル(約13兆5000億円)超に上る。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との会談を控えてボレル氏は、「米国の姿勢がどうなるか予測できない」としながら、「一つ言えるのは、米国が行動し、それに対してわれわれ欧州が反応するという論法から抜け出す必要があるということだ。われわれ自身が行動できる力を備えなければならない」と述べた。
また、ウクライナの勝利を目指して支援するという目標は「まったく変わっていない」とし、EUがウクライナを「加盟候補国」と認定したことは、長期的な関与を意味するものだと強調した。
さらに、プーチン大統領の目的は「ウクライナ社会をロシアの支配下に置くことだ」と主張。「だからこそ、ウクライナは抵抗しなければならない」「存亡をかけた戦いだ」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News
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