レイズ、ハリケーン被害の本拠地は来季使えず 修理に約86億円
AFPBB News / 2024年11月13日 13時11分
【AFP=時事】10月のハリケーン「ミルトン」によって損壊した米大リーグ(MLB)、タンパベイ・レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドについて12日、2026年シーズンの開幕まで試合を開催できず、修理には5570万ドル(約86億2000万円)が必要だという報告が出された。
地元のテレビ局と新聞が報じたところでは、半透明のドーム屋根の修理だけでも2360万ドル(約36億5000万円)が必要だという被害報告書が、スタジアムのあるセントピーターズバーグの市議会に提出された。
報告書によれば、修理が終わるのは早くとも2026年シーズンが開幕する同3月下旬頃になる見込みで、市は、2028年に13億ドル(約2012億円)規模のレイズの新本拠地が開場することも考慮し、修理費を投じるかを決めなければならない。市議会は来週この件を話し合う。
MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは、レイズが2025年シーズンをタンパベイ地域でプレーすることを望んでおり、マイアミ・マーリンズの屋根付きのスタジアムのような、規模は大きいが遠くの球場に移動させることは避けたいと話している。
近隣には、各球団が春季キャンプに使用する小さな球場が複数ある。レイズ自体は、セントピーターズバーグから車で南に1時間ほどの距離にあるポートシャーロットで春のキャンプを行っている。
【翻訳編集】AFPBB News
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