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ラニエリ氏、古巣ASローマの指揮官復帰へ

AFPBB News / 2024年11月14日 10時28分

イタリア・セリエA、ASローマの新指揮官就任が決定的となったクラウディオ・ラニエリ氏(2024年4月14日撮影)。(c)GABRIEL BOUYS/AFP

【AFP=時事】サッカーイタリア・セリエA、ASローマの今季3人目の指揮官として、クラウディオ・ラニエリ氏(73)が就任する見通しとなった。一線を退いていたラニエリ氏は、英ロンドンでの交渉の末、今季終了までの契約に合意したと報じられている。

13日に伊ローマ入りしたラニエリ氏は、現在の厳しい状況を解決できる人物としてクラブから連絡を受けたと示唆し、記者団に自身の就任を事実上認めた。

伊メディアは、来年6月の任期満了後にラニエリ氏にはクラブで裏方としての役割を提供される可能性があると伝えている。

ローマは9月にダニエレ・デ・ロッシ元監督を解任すると、イヴァン・ユリッチ氏を招聘(しょうへい)。しかし、10日の試合でボローニャに2‐3で敗れた後、ユリッチ氏も解任された。



短命に終わったユリッチ政権での成績は惨たんたるもので、公式戦12試合で4勝にとどまり、ローマは降格圏からわずか4ポイント差のリーグ12位に位置している。

ラニエリ氏は昨季カリアリをセリエA残留に導いた後、クラブ指揮官のキャリアを引退すると表明していた。その当時のラニエリ氏は地元メディアに対して代表チームを率いることに興味があると話していたが、ローマを深刻な危機から救うべく立ち上がった。

ラニエリ氏は2009‐10シーズン序盤にルチアーノ・スパレッティ氏の後任としてローマの指揮官に就くと、インテルと最終節までもつれ込むタイトル争いを展開し、ファンから大きな愛を寄せられるようになった。19‐20シーズンにもチームを危機から救い出すため2度目の監督就任を果たすと、ヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献している。

【翻訳編集】AFPBB News

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