南アサッカー協会会長が私的流用 詐欺と窃盗の容疑で逮捕

南アフリカサッカー協会（SAFA）のダニー・ジョーダン会長（2019年4月7日撮影）。(c)Anesh Debiky/AFP

【AFP＝時事】南アフリカサッカー協会（SAFA）のダニー・ジョーダン会長が13日、協会の資金を私的流用したとして逮捕され、詐欺と窃盗の罪で訴追された。被害額は130万ランド（約1100万円）となっている。

2010年のW杯南アフリカ大会の招致に成功したジョーダン会長は、ヨハネスブルクの裁判所で罪状を否認した。

警察当局の発表によると、ジョーダン会長は2014年から18年にかけて協会の資金を個人的な利益のために利用した疑惑があり、理事会の承認を得ることなく、自身の身を守るのために民間の警備会社や広報会社と契約したという。

2017年、歌手で元同国国会議員の女性が、ジョーダン会長から25年前に性的暴行を受けたと申し立てしたことで、同氏は評判が傷ついたため広報会社と契約したと報じられている。ジョーダン会長はこの疑惑も否定している。

【翻訳編集】AFPBB News