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プーチン氏暗殺呼び掛け、女に懲役8年 ロシア

AFPBB News / 2024年11月15日 10時38分

ロシア・モスクワでビデオ会議を通じて安全保障会議を開催するウラジーミル・プーチン大統領(2024年11月8日撮影)。(c)Vyacheslav PROKOFYEV/POOL/AFP

【AFP=時事】ロシアの西部軍管区第2軍事裁判所は14日、インターネット上でウクライナ侵攻を批判し、ウラジーミル・プーチン大統領の暗殺を呼び掛けた舞台演出家の女に懲役8年の判決を言い渡した。

同裁判所はアナスタシア・ベルジャンスカヤ被告(43)について、、ロシアのソーシャルメディア「フコンタクテ(VK)」への一連の投稿によって偽情報を流布した罪、ロシア軍の信用を失墜させた罪、「テロリズムを正当化」した罪で有罪を言い渡した。

ベルジャンスカヤ被告は、ロシアによるウクライナ侵攻を明らかな土地収奪だと批判し、ロシア兵が民間人を殺害し、都市を破壊していると主張。プーチン氏については「あのろくでなしを殺せ。地球上から消し去れ」と記していた。



被告は投稿で、ウクライナ侵攻開始直後にロシア軍が一時占拠したウクライナの町ブチャで行った残虐行為についても報告していた。

ベルジャンスカヤ被告のページは、ロシア当局が国内からのアクセスを遮断した。そのため、VKの集計によると、問題の投稿は14日時点で60~130回しか閲覧されていない。

ロシアの独立系メディア「メディアゾナ」によれば、ベルジャンスカヤ被告には8歳と10歳の2人の子どもがいる。

メディアゾナは裁判文書を引用し、被告はパーソナリティ障害と診断されているとも報じている。

被告は法廷で起訴事実の一部を認めたが、プーチン氏暗殺の呼び掛けについては、本気ではなかったと否認している。

【翻訳編集】AFPBB News

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