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イスラエルによるガザ攻撃は「ジェノサイドと一致」 国連特別委

AFPBB News / 2024年11月15日 17時40分

イスラエルの攻撃を受けた避難所施設。もともとは国連が運営する学校だったが、避難所に転用された。パレスチナ自治区ガザ北部のガザ市リマル地区で(2024年11月14日撮影)。(c)Omar AL-QATTAA/AFP

【AFP=時事】国連の特別委員会は14日、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区での戦争行為はジェノサイド(集団殺害)の特徴と一致していると述べた。

被占領地におけるパレスチナ人とその他アラブ人に対するイスラエルの慣行について調査する同委員会は、イスラム組織ハマスがイスラエルに越境攻撃を仕掛けた2023年10月7日から今年7月までの期間において、「多数の民間人に死傷者が出たことと、パレスチナ人が意図的に追いやられ命を脅かされる状況に置かれていること」を理由に挙げた。

同委員会はイスラエルについて、国際司法裁判所(ICJ)の命令にもかかわらず、包囲や支援の妨害、民間人を標的とした攻撃や殺害によって、「意図的に死や飢餓、重大な損害を引き起こしている」と指摘。ガザにおけるイスラエルの戦争行為は「ジェノサイドの特徴と一致している」と結論付けた。



国連が現在のガザ紛争に関連して、ジェノサイドという言葉を使うのは初めて。

特別委はまた、イスラエルが「飢餓を戦争の手段として利用し、パレスチナ人に集団的懲罰を与えている」とも指摘している。

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)も独自の報告書で、イスラエルによるガザ住民の強制移住は「人道に対する罪」に当たると批判した。

HRWの報告書についてイスラエルは「全くの虚偽」だと反論。「ハマスのテロ遂行能力除去のみを目的としており、ガザ住民を標的とはしていない」と主張している。

【翻訳編集】AFPBB News

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